Expected Credit Loss Allowance~ ECL引当金算定 ~

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予想信用損失(ECL)モデルの引当金算定パッケージシステム

DFVでは、新たな引当金制度である予想信用損失(ECL)モデルの引当金算定パッケージシステムの開発を進めています。

ECLモデルの引当金は従来の引当金算定方法に比較して、債権毎のSICR判定や将来PDの利用等算出プロセスが大幅に複雑化するうえ、CF計算や時間価値の考慮等が必要となり計算ロジックも複雑化するため、ExcelやAccessによる対応は困難で、システムの導入が必要となります。

DFVが長年培った「収益管理・ALMシステム」や「格付自己査定システム」をはじめとする銀行業務高度化のための確かなシステム開発力により、実務に則したパッケージシステムをご提供します。

※ ASBJによる改正金融商品会計基準は現在正式公表前のため、本機能は現時点で公開されている情報(公開草案等)に基づき開発を進めております。今後の公表に伴い仕様変更が生じる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

本システムの特徴

  1. 01ロジックの「複雑性」とオプションの「多様性」に対応

    • 債権毎の実行時と現在の信用リスクを比較することで、信用リスクの著しい増大(SICR)有無の判定やステージ判定を実施します。
    • マクロ経済指標やPDの将来予測情報を取り入れ、さらに複数のシナリオを考慮した確率加重平均による予想信用損失の算定を行います。
    • グループ会社であるRDBが開発・保有する将来PD算定モデル等の高度な金融数理モデルを搭載できます(別途RDBとの契約が必要)。
    • 将来発生するキャッシュフローについて、現在価値へと割り引くことで貨幣の時間価値を考慮した計算を行います。
      ※時間価値を考慮した債権等の現在価値の算定に対応。会計上の償却原価を算定するものではありません。
    • SICRの判定単位(債権単位/債務者単位)や将来予測のシナリオ数、利用する割引金利(実効金利/約定金利)等の各種オプションに対応します。
    • 商品毎や業務毎でのオプションの選択を可能とします。
  2. 02「自動化」により算定業務の「効率化」を実現

    • 引当金算定対象データ等の連携・登録からエラーチェック、与信と保全の紐付け、グルーピングを自動実行します。
    • 登録データを基に約定キャッシュフローの計算から、プリペイメントやPD・LGD・CCFを考慮したデフォルト・保全回収の計算、割引計算による現在価値・ECL引当金の自動算定を行います。
    • シナリオ毎の算定結果を発生確率で加重平均し、最終的なECL引当金を自動算定します。
  3. 03制度対応の「堅確性」とシミュレーションの「柔軟性」を両立

    • 算定の基礎データに加えマネジメント・オーバーレイ時のエビデンスを保存可能です。
    • マクロ経済指標の数値等を変更して引当金への影響の計測や、将来的なオプションの変更を想定したシミュレーションが可能です。
  4. 04クラウドにより基盤構築の「負荷軽減」と導入の「早期化」を実現

    • アマゾン・ウェブ・サービスを利用したクラウドでの提供を予定しており、サーバー調達などのインフラ構築負担を軽減します。
    • これにより、システム導入期間の短縮を実現します。

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